論語塾

 伊藤仁斎とともに『論語』を読もう

『論語』とは孔子がはじめて「学とは何か」「信とは何か」「仁とは何か」「孝とは何か」などなどを問うていった書です。それは決して人が安直に手に入れようとするような人生訓の集まりではないし、また重々しい儒教の教義書でもありません。『論語』とは、それを読むことによって、私たちの人間や社会、道徳や政治の問題がもう一度根柢的に問い直されていくような書です。そのような『論語』の本来の意義を日本で最初に読み出していったのが、江戸時代17世紀の京都の儒学者伊藤仁斎です。この仁斎による『論語』の注釈書すなわち『論語古義』は日本の儒学者による『論語』の最初の体系的な解釈として意味あるだけでなく、士大夫という支配階層に属さない市井の町人学者による解釈として大きな価値をもっています。本講座で「伊藤仁斎とともに『論語』を読」もうとすることは、市民の立場から『論語』を読むことを自覚的にやろうとすることです。私が『論語古義』を現代語訳をし、仁斎の解釈の意義を解説していきます。
毎回の講座を前後2時限に分け、第1時限は第1篇「学而篇」から、第2時限は第9篇「子罕篇」から読んでいきます。本講座は長期にわたる講座です。また『論語』は一章毎に独立した内容をもつものです。いつからでも自由にご参加下さい。

    会場 rengoDMS(連合設計社)レンタルスペース(JR飯田橋西口から徒歩5分)
 日時 原則的に毎月第4土曜日 ①12:00~13:30  ②13:40~15;10


 講義[15年度] 

第20回  1月24日   ①『論語』 雍也篇 3   ②顔淵篇 4
第21回  2月28日   ①『論語』 雍也篇 4   ②顔淵篇 5
第22回  4月25日   ①『論語』 述而篇 1   ②子路篇 1
第23回  5月23日   ①『論語』 述而篇 2   ②子路篇 2
第24回  6月27日   ①『論語』 述而篇 4   ②子路篇 2
第25回  7月25日   ①『論語』 泰伯篇 1   ②泰伯篇 2
第26回  9月26日   ①『論語』 子路篇 3   ②子路篇 4

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[参考文献] 参考文献・『論語』{金谷治訳注、岩波文庫)。
なお『伊藤仁斎』(貝塚茂樹編、日本の名著13、中央公論社)には『論語古義』の現代語訳があります。

テキスト・資料は配付いたします

 会費 一回ごと800円。別に資料代を頂くことがあります

2013年
第1回   4月27日  ①伊藤仁斎とは誰か  ②『論語古義』総論・綱領
第2回   5月25日  ①『論語』 学而篇 1  ②子罕篇 1
第3回   6月22日  ①『論語』 学而篇 2  ②子罕篇 2
第4回   8月24日  ①『論語』 為政篇 1  ②子罕篇 3
第5回   9月28日   ①『論語』 為政篇 2   ②子罕篇 4
第6回  10月26日  ①『論語』 為政篇 3  ②郷党篇 1
第7回  11月30日   ①『論語』 第三篇 1   ②郷党篇 2
第8回  12月16日   ①『論語』 第三篇 2   
2014年
第9回   1月25日  ①『論語』 第三篇 3  ②郷党篇 3
第10回  2月22日   ①『論語』 里仁篇 1   ②先進篇 1
第11回  3月22日   ①『論語』 里仁篇 2   ②先進篇 2
第12回  4月26日  ①『論語』 里仁篇 3   ②先進篇 2・3
第13回  5月24日   ①『論語』 公冶長 1   ②先進篇 4
第14回  6月28日   ①『論語』 公冶長 2   ②先進篇 5
7月はお休みです
第15回  8月25日   夏季特別講座   「鬼神論」講義
第16回  9月27日  ①『論語』 公冶長 3  ②顔淵篇 1
第17回 10月25日   ①『論語』 雍也篇 1   ②顔淵篇 2
第18回 11月29日   ①『論語』 雍也篇 2   ②顔淵篇 3
第19回 12月22日   年末特別講座 仁斎『語孟字義』「天道」章講義